世界は丸く、嗚呼なんて去き場無い
人も声も私の思いさえ戻ってきてやる瀬無い
隠れることも消えることも出来ずじまいの私なのに、嗚呼、何故、何が足りない


<無題>





鐘は鳴ります、悔い改めよと、
何故なら私は未だ生きているのですから、きっと外は暖かなのでしょう、
しかし私は青の中にいます、ひぃやりとした青にひたされています、
時は過ぎます、戻りはしません、花は枯れます、一体あれからどれだけの、
ですが私はしがみつくしかないのです、冷めた熱は失われたままなのですが、
鐘は鳴ります、鎖を捨てよと、
何故なら私の青い血管は云っているのです、お前はまだ温かいのだと、どくんどくんと動いています、
鐘は鳴ります、生きなさいと


<除夜と鐘>





泡沫。うたかた。春の月。あなたへの思慕。
かなしみ、苦しくて切なくて泣きたくて満たされて満たされなくてまるで恋。
はらはらはら、涙星、涙川。
枯れて涸れて、声からから、心からから。
恋乞い過ぎて躰からから。


<恋月待ち夜>





宵の空。高く高く見上げた先。月と遊泳。骨のような流れ星。
おもいおもいおもい、思い重い想い念い。ゆらり、糸、たぐる。虚空。


<あなたのせかい>





私はあなたに会いたい
殻の世界、
月浮かぶ
言の葉は虚言
雲上へ突き抜けるように想う
言霊は狂言
笑え笑え
あなたと共に居たい
ほらほらほら
口は笑えど雨が降る
私は
ああ割れる、眺めた先は分からない


<眷>





恋情を扱っているぽい物を並べてみたけれど、実はほとんどがそうでなかったり。
何を考えてこんな物を書いていたのだか分からないが自身の性格のすさみ具合だけは浮き彫りだ。

<無題>以下5本 Up.Date 2006、06、14

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