ネクロフィリアとは、
もしも貴方が死んだら、
火に晒すことも土に埋めることも、
叶わず耐えられず、そう、
私は貴方を薬で、”ろう”で飾って、
壁に打ち付け、
何時までも眺めて私のものに
貴方と一緒に、嗚呼、いたいのです、


<ひとつの方法>





ミサイルが落ちてきて、
焼け野原だけになってしまって、
貴方はぐずぐずに溶けてしまって、
それでも私は貴方を愛せると思う、
貴方以上にそれを愛すると思う


<唯一の方法>





笑うでしょう、何かを殺し泣くでしょう、
嗚呼独り、笑って殺して泣くでしょう、
空へ伸ばす手、愚かと笑い願って貴方、
雲をも掴めと、指、開いてつもり、つもりごっこ、
握り潰した白に火をつけようと、空、夜、きっと、有り難う、
冷凍、加熱、生まれた僕、
靴下と足、守れてるわけなくて、
にゃあと、泣く猫、空でも飛べるように、月に泣く、
誰かの眼、僕の眼、窓と、 絵空事、


<素晴らしくてどう仕様も無く>





手を伸ばした、青、
嗚呼、物足りないんだ、青、青、青、果てることなし、
夢と現、意味なんて、空しいだけじゃあないか、
錯覚、どこまでも青だったら、
高く高く、知らないぐらいに、高く高く、酸素が不足しても大気圏を抜けても、
ならば落ちようか、雲を蹴って、雨のひとかけら、いつになったら地面が見える、
嗚呼、ほら錯覚、空しいだけじゃあないか、
彼岸の彼方、嗚呼、ほら哀しいだけじゃあないか、


<夢ただなか>





僕の存在はとても不思議で、君の存在はとても当然だ、

君は笑う、
あああああああ、君が遠い、
空が眩し過ぎた、晴れ過ぎていた、さやさや風が揺れていた、さやさや、
すがすがしい夏が正しくない気がして、ならば、死にたいような夏ならいいのかもしれない、
亜熱帯のコンクリートジャングル、
さあ、いっそのこと溶けてしまおうか、
でもあの固い地面じゃきっと吸収してはくれないんだ、それもいいのかもしれない、
雑踏、 喧噪、 僕だった水溜まり、

でもきっと君はいないんだろうなあ、

酷い日光、ぬるく溶けたかき氷、綺麗に地面にぶちまけて、けたけた、
君は笑う、きっと笑うんだ、
僕に遠い、僕が知らない、とんでもなく平凡な世界の中に、君だけの異質な世界をもって、
絶望的に平穏に平凡に君は笑う、けたけた、
地面に広がる空のブルーハワイ、踏み乱して、
あああああああ、君が遠い、

近いのに、


<夏、空の色、墓場>





何だか不穏な単語が多い。昔のメモ帳を見つけ、そこに書いてあった物達。
恐らく授業中に書いた物と思われるが、この時精神的に疲れていたのだろう、多分、。
世界なんていっても所詮自分の認識している範囲の小さなもので、自分の認識で成り立っていて、きらきらと美しくも、腐ったように醜くも、それは自分の眼で空白に映した結果なんだろう。
後、愛したかったものもあったなあ、とも思う。過去、愛するとは対極のものを愛せていたら、きっと全てといっていいくらいの色々なものが変わっていたのだろう、と。
要するにきっと私の頭の中がすさんでいるのだろう。


<ひとつの方法>以下5本 Up,Date, 2006、06、16

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